今回、某氏と一緒にスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックが興したアップルコンピュータの誕生の地「ザ・ガレージ」を探し当ててしまいました。場所は住所変更がなされているため、以前の住所ではわからないのですが、市役所で変更後の住所と照らし合わせて確認しました。近所までいって附近の住人に聞くと、それぞれ「あっちだ」、「こっちだ」と適当なことをいいます。おしかける人が多いからでしょうか?
しかし、写真で見覚えのある一軒の家を見つけた時、身震いがしました。ここからアップルコンピュータが生まれたのです。もう誰もいないと思いましたが、ガレージの中がどうしても見たく、チャイムを押しました。何度かチャイムを押しましたが、反応がありません。他の方法がないかと思っている時、ドアの奥からガチャと鍵があきました。
そこには6~70歳の小綺麗な老婆が立っておられました。たどたどしい英語で、「このガレージを一目みたいと思い探しつづけました。できれば中を見せてもらえませんでしょうか?」と伝えましたが、答えは「ノー」でした。「ボクはジャーナリストのToshi と申します。あなたは…?」「私は…。私は…ジョブズの継母で今は未亡人です」。と老婆は答えました。目の前にいるのはジョブズの育ての母親のクララ・ジョブズさんだったのです。
「ジョブズさんはどんな人でしたか?」「ジョブズさんにメッセージはありませんか?」やつぎばやでブロークンなボクの英語にクララさんは、迷惑そうにボクにそっといいました。「できれば、静かに暮らさせてもらえませんか…」
当然、持っていたカメラやビデオをまわす準備はできていたにもかかわらず、電源をすべてオフにします。しかし、最後にしっかりと握手だけはして戻ってきました。
自分が神戸の少年事件の時にマンションに押しかけたメディアと同じように思えてとても情けなかったです。










